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ウインクホシヅル 別冊新評「星新一の世界」 ジャンプホシヅル
昭和51年(1976)12月10日新評社発行。


別冊新評「星新一の世界」
 ※別冊新評「〜の世界」シリーズは、新評社が年4回、各作家を特集して発行していた本です。
星さん以外にも、「筒井康隆の世界」「北杜夫の世界」などがあります。
現在、古書店で2000円程度で入手できると思います。

「星新一の世界」は、昭和51年(1976)12月10日新評社発行。

別冊新評「星新一の世界」表紙
( 画像クリックで拡大 )

主な内容など。

◎ミニエッセイ
「作文の成績」(『きまぐれエトセトラ』に転載)「本」(アシモフの雑学コレクションに転載)「バクーにて」 「円盤に警戒せよ」

◎単行本未収録作品
「大宣伝」 「禁断の命令」 「疑惑」

◎「星新一アルバム」
 幼少期の星さんの写真など25枚。家族(父・一氏、母・精さん、祖父・小金井良精氏、星夫人香代子さん)、おもちゃのクマなど。

◎小松左京さん・筒井康隆さんの星新一論。
◎平井和正さん・豊田有恒さん・高斎正さんの座談会。

◎「星新一とわたし」
 柴野拓美さん・・・『星新一氏と宇宙塵」』
 和田誠さん・・・『星作品の”起”の部分で・・・』
 荒井欣一さん・・・『星さんと空飛ぶ円盤研究会』
 そのほか。

◎星新一インタビュー
 インタビュアーは「エヌ氏の会」代表・林敏夫さん。
・ 星さんご自身の愛着の深い作品は「ボッコちゃん」「不在の日」
・ UFOは「永久に容易には正体が掴めないという、一種の心霊現象のような」
・ 昼頃起床、夕方に30〜40分散歩、食事、21時頃から仕事、3時に執筆を終え、風呂に入り、お酒を飲んで寝る、という日常。

◎星新一大辞典
 アングラス、宇宙塵、宇宙船シリカ、三大Q、園まり、クワイ、万国博、星真一、マタンゴ、マリナさん、ユリカさん、など。←全部わかる人はマニア(^^ゞ
 ★結婚 ・・・ 1936年3月11日、東京有楽町の日活会館で挙式。新婦の村尾香代子さんは、学習院大仏文科出身で、小牧バレエ団のバレリーナ。ん歳。新婚旅行は南紀一周(東京→熱海→志摩→勝浦→白浜→大阪→東京)
 ★語呂合わせ ・・・ 星新一流三大語呂合わせ。三大Qは、オバキュー、モンテスキュー、バーベキュー。三大ジイサンは、ハナサカジイサン、チンパンジイサン、ファンタジイサン。
 ★ユリカさん ・・・ 星さんの長女。19んん年7月28日生まれ。ユーリはドイツ語で7月、ソ連の宇宙飛行士ユーリ・ガガーリンの名でもあり、季節の花、百合でもある。
 ★マリナさん ・・・ 星さんの次女。19んん年10月7日生まれ。金星ロケットのマリーナ号が名前の由来。

◎星新一ファンクラブ「エヌ氏の会」の活動内容・会則などについて。
◎資料室 I・・・星新一年譜(星さん編)「星くずのかご18」より転載・加筆したもの。
◎資料室 II・・・星新一作品目録(和田信裕氏編)SF傑作集などに収録された作品名まで網羅した詳細な目録。1976年6月まで。
◎資料室 III・・・星作品主要書評目録。新聞・雑誌等の星作品書評の目録。

◎◎◎◎◎

◎教科書・副読本への掲載作品。
 ※印の書籍名は九条ゆやさんの星HP「天上所有的星」の作品リストで検索させていただきました。

 「あーん あーん」
『たのしい読みもの・3年上』学校図書発行。和田さんのイラストつき。※「きまぐれロボット」(角川文庫)

 「かがみのなかの犬」
『新しい国語・3上』東京書籍発行。※「きまぐれロボット」(角川文庫)

 「花とひみつ」
『小学校・国語・三年上』学校図書発行。※「きまぐれロボット」(角川文庫)

 「すばらしい天体」
『中3の文学・ II 』監修・石森延男氏。学研書籍発行。※「ようこそ地球さん」(新潮文庫)

 「羽衣」
『中学国語二』学校図書発行。『近代日本の文学・戦後の軌跡』くろしお出版発行。大学、短大、高専などでの講義・演習用のテキスト。※「宇宙のあいさつ」(新潮文庫)

 「人間的」
『中学生のよみもの』監修・石森延男氏。暁教育図書発行。※「妄想銀行」(新潮文庫)

 「おーい でてこーい」
『中学生の文学 IV 』監修・串田孫一氏・奥野健男氏。正進社発行。※「ボッコちゃん」(新潮文庫)

※星さんのコメント「小学校用のものは、文字使いが原作とちがっている。」「オーストラリアの高校・大学の日本語科で、『きまぐれロボット』が教材に使われている、とのこと。」「それにしても、作品が教科書にのるとは。執筆の時にはぜんぜん予想もしなかったことである。」

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