「山田庄造」だって。いかにもな名前ですね。
持ち金の尽きた、自決を覚悟している老人という人物設定は、筒井康隆さんの長篇「敵」を思い起こさせました。ところが・・・。
少し読み進めると、とつぜん、スコップを持った男が！
うーん。「敵」とはぜんぜん違った。当たり前ですが。

人生に希望をなくした爺さんが死のうとしていたが、突然やってきた犯人により隠した金について語られ、事件は急転直下に・・・
流されタイプの主人公ですが、一応これもハッピーエンド・・かな、と。

　これから逃げようってときに、ウイスキー1びん、あけちゃダメだよねぇ。兄弟の人格が、きわめて反社会的だから、読後感がすかっとするかな。二人が穴を掘りはじめたとき、その穴に老人が埋められるんじゃないかと、ちょっとドキドキした。

これほどの完全犯罪にはなかなかお目にかかれないでしょう。いや，すでにコレは犯罪ではないのだ。
実は二人がこの家に入るのを見ていた男がいて．．．となれば長編にも出来そう。

「待ってください。なんで人の家に勝手にあがりこむのです。
あなたがたは，役人ですか。」
星さんの役人のイメージって…。
もともと死ぬつもりだった庄造さんにはうまい結末になったっていうことかな。

戸あたりの悪いのと、古い家そして老人ってのがいいなぁ。
でも老人なのに若い男を土に埋めるってのは相当の力が要ったと思うけど、それは火事場のクソ力ってやつでしょうか。
今度は夢にその二人が出てくるんじゃない？

おひさしぶりです。
最相さんの「星新一　1001話をつくったひと」を少しずつ読んでいます。いい本ですねえ。

前回タイミング逃して送れませんでした。
関係ないですがきれいなお目目の猫ちゃん画像、貼ってもいいですか??

　チャリでO阪の中心に行ってきた。S大橋からまわりを見渡すと、夕焼けでもないのに黄色く煙っていた。

　また黄砂だね。ビル街が、ハリウッド映画に出てくるような魔都に見えた。今年、何回目だよって感じ。

突然ですが一眼レフデジカメを買いました。おいおい覚えて上達する所存です。
夢の大金への道，ドリームジャンボ宝くじの発表も近付いてきました。今度こそは。

こんな時期にすごい黄砂です。
いったい中国ってどうなっているんだろうか。

今年もまたカメラマン検定（今度は準１級と１級）を受けようかと迷い中。これがなかなか難しい。