好きです。こういう雰囲気。星さんの文庫に入ってなかったら、わたしはきっと星さんの作品と気づかない気がするけど。
女の子のけなげさが伝わってきます。

「気まぐれ博物誌・続」−『処女作』より引用

　「そのご父が死亡し、借金だらけの仕事をひきつぎ、身辺騒然。小説どころのさわぎではなくなったが、ある時ふと発想が浮び、短編をひとつ書きあげ、某雑誌の投稿欄に送ってみたが、みごと没。世の中、そう甘くないと思い知らされた。

　それは控えがとってあり、のちに作家となり締切りが迫って困った時、それを書きなおして雑誌社に渡したら、掲載して原稿料を送ってくれた。「小さな十字架」という作品で、私の「ようこそ地球さん」という短編集に収録してある。私の作品群のなかでこれだけが異色、首をかしげる読者もいるだろうが、以上のごとき事情のせいである。」

　星さんに世の中の厳しさを思い知らせた作品だったようですね(^^;)
　『セキストラ』や『ボッコちゃん』とは別の意味で、格別の思い入れのある作品だったんだろうなあ。
　新潮文庫「ようこそ地球さん」は、自選集「ボッコちゃん」の選にもれた作品を収録してあるためか、異色作が多いですね。面白いです。

　星さんの作品ではめずらしい「ですます」調のショートショート。その違和感からか、あまり好きじゃなかったけど、今ではそれゆえに好きな作品だな〜。「ですます」じゃなきゃ、この独特の感じはでないよね〜。

　ただ、西洋的ムードを意識してるにもかかわらず、日本風味がにじみ出てるのは愛嬌（あいきょう）か、、、。たとえば「願えば叶（かな）う」という、神社にでもおまいりしてるような感覚とか、クリスマスに浮かれる街の描写とか、そういったあたり。

　それにしても、この貧しい身なりの女の子が泣かせるね。ボーナスで買いたいものが「オーバー」とか「靴」だもん。まちがっても「ブランド物」なんて言わんでしょう。でも、ファッションで十字架、買っちゃいけないぞ〜。（それがまた、意外によく売れてるらしいってところも、日本的だ、、、）

　最後に、店員の女の人に罪はないよね。よごれた十字架をわたしたのは、なにかの力の作用にちがいないと思う。じんご〜べ〜、じんご〜べ〜♪

この時期にホシ計画に登場なんて
なんだかタイミングがいいですね。
クリスマスが絡んだお話は優しい雰囲気のが多いですね。
昭和の初め頃から戦後にかけての時代の雰囲気の描写は
星さんの実感なのでしょうか。

もし私がクリスマス･ストーリイのアンソロジーを編むとしたら、
この作品は入れるでしょうね。
異色の星作品として。
文体もアイデアも星さんとは思えない。
でも、皆がつつましく生きていた昭和２０年代の日本を思わせる
お話で、忘れがたい。

少年少女世界文学集のなかに入っているような（？）作品に思えます。
昭和初期は、今から見れば、十分｢昔」になってしまいましたね。

多少のつっこみは入れたいですが（笑）
クリスマスということで（笑）

うーん、やっぱり浮いちゃってますね。文体も話の筋も全然違うからなぁ。単体で見ても・・・。いや、嫌いじゃないんですけどね。

街はクリスマス一色。
クリスチャンではないけど、飾りつけを見たりクリスマスソングを聞くと、あったかい気持ちになる。
このあいだＣＤ屋さんに行ったら、「Do they know its christmas｣
が流れててすごーい懐かしかった。

　パソの調子が悪いので、ホシ計画の発表が終わったらハードディスクの初期化をするつもり。

　バタバタと忙しく、ひみつ倶楽部を支えていく気力の衰えを感じるこのごろ。年末までは忙しいので、お正月は旅行にでも行こうかなあ、と計画中。
　帰省ラッシュにまきこまれそうだけどね。

　あっしは、まつげが目によく入るんだけど、最近、入ってもいないのに目がころころする。こりゃ、ドライアイやないかな？　そういえば、パソ画面のフィルターを、暗いからといって取りはずして、まばたきもせずに見つめてるからな〜。

　近所の本屋でツブチョコが１フクロ１００円で各種大量に売られている。お買い得っぽいけで、どういうルートで流れてきたんだろう？

　その本屋の前の道に大型国産車がアイドリングのまま迷惑駐車されていた。ドライバーはおそらく店の中、、、。こら〜！　盗難されて犯罪に利用されたら共犯も同然だぞ。それにエコロジーにも反するし。こういうヤカラをきびしく罰する法律を作る必要があるんじゃないかな。
　テレビで聞いたんだけで、散髪してるあいだじゅう冷房（夏）のためだけにえんえんとアイドリングで駐車させてるバカがいたらしい。ま〜、そうい連中は、おそかれはやかれ、きつい天罰がくだることでしょう。じんご〜べ〜、じんご〜べ〜♪

久しぶりに明るい中で花の水やりをしていたら，
ミニバラの枝の先にバッタが…
よくみるとおなかがぶっすり枝に刺さっている。
おお，これが噂のモズのはやにえ？
ああ，最近こういう話題ばっかり…。

今まで携帯電話の必要を感じなかったので持っていなかったのですが、
仕事でイベントが相次ぎ、連絡用にと強く言われ、しかたなく購入しました。
しかし、イベント会場は館内のことが多く、かかりにくいし、聞き取りにくくて、公衆電話を探して、電話をかけなおしたり、なんのための携帯やら。
こっちからはめったにかけないし、メールもやらないし、番号も同僚と上司以外には言ってないので、購入して一ヶ月半たちますが、通話料は
まだ２００円ちょっと。基本料金がもったいない！

やっと、やーっと原付が入手できそう。
友人が値切ってくれたおかげで、３０％オフで買えそう。
持つべきものは友人だなぁ(笑)
でも、この高い借りをどう返せばいいんだろうか、ちょっと怖い（爆）

なんだか、まだウィルスメールがくるんだけど・・・・
何故？

とあるページに下手にウィルスメールだけを削除しようとせず
（開いてしまうと感染するから）
上下のメールとサンドしてポイすればＯＫと書いてあって
なるほど〜と思ったんですが。もしかして常識？

とりあえずプレビュー表示しないようにしたさ・・・

司馬遼太郎の歴史小説にはまってます。
実はまだ「殿さまの日」を読んだことないので、いつか読む時が楽しみだな〜。