星新一のセオリー。
人類や地球の滅亡、カタストロフィー(浄化)を題材にした作品は、単行本、文庫の最後のほうに来る。

たくさんの人が生きて、死ぬのに文章が乾いています。すばらしい。ゲームのシミュレーションでぼんやりと人類の滅亡を見ている感じがする。もしくは、がら空きの映画館で古い外国映画を見ているかんじ。うら淋しさを感じる。
なら、なぜ８５点か。
もっといい作品があるので、相対点として９０点。
亡くなった妻の骨が刺さるシーンが星らしくないので、−５点。

何とも形容のしがたい話ですね。
コメントをつけるのが難しい･･･。
｢光あれ｣ってところですかね。←？

　うーん、おみごと。

　創世記の、「光あれ」という神の言葉による世界創造
→アダムの誕生→アダムの骨からのイブの誕生
→智恵の実を食べたことによる楽園喪失・堕落
→文明の誕生、をみごとに裏返してみせた作品ですね。

　女の骨が男の胸に刺さり、男が土に帰る場面が好きです。
（アダムは土から創られ、イブはアダムの胸の骨から創られる、の逆パターンなのね）
　たった一人のパートナーを失ったら、これくらい痛いんだろうなあ。

　最後の地球人は、やっぱり神さまなんでしょうか？
（神はみずからの姿に似せて人を創った、の逆パターン？）
　孤独で無力な赤ん坊であるはずの「成長したもの」が、「この空間にむかって」何をなしうるのか？

　そう！
　まずは天使たちを創り、天地を創造し、やがて官僚主義に陥る天使たちに活をいれるのですじゃ！！

※「天使考」（ようこそ地球さん）参照ね。念の為。

　パロディは元ネタを知らないと楽しめないと思うので８５点。
でも大好き。

　自選短編集「ボッコちゃん」の最後をかざるにふさわしい、よくできたお話だね。ほうりあげたボールが手元にもどってきて、ふたたび高くほうりあげられようとしている。永遠の放物運動、、、。読めば読むほど、どんどん評価があがっていったよ。

保育器のみで育った赤ん坊が、はたして言葉を発することができるのかという疑問が残ってしまう。基本的には、周りの者（一般的には親が）
話しかけたり、ふれあったりしてコミュニケーションをとる過程で、赤ん坊は言語を獲得していくのでは。
あと、このままうまく成長できるのか・生存できるのかと考えるとむずかしいと思う。かりに、生きつづけられたとしても、いずれ、自分以外の生きる者がいないと知ったら絶望しかまっていない気がする。
ラストの希望のあるイメージは想像できない。
動植物を地球から一掃してしまい、人工的な世界をつくりあげた人間のエゴを批判するメッセージのみ理解できた。
読みが浅いのかな。

アイデアをひねりすぎたというか、なにかピンとこない作品でした。
ある時点から人口が減少をはじめ、ついにアダムとイブだけになり、そしてついに造物主たる神様だけになってしまった・・ということでしょうか。つぎはどんな世界をつくるつもりなんだろう。その伏線も見えてこないし。わかりにくい作品に感じました。

いきなり神さまが世界を作った。
と云われても、いまいちピンときませんが
こう云われると納得するかも（＾＾）

（今日ホシ計画を書き忘れました。明日は会社に行かないので、点数だけ入れていただければ。７５点で）

とのことなので、点数だけ〜。　さすらいびと

最後の地球人が、また始まりに繋がるとは思いませんでした。
さすが！
でもこれって最近の日本の少子化現象を考えるとぞっとしますね。

戦争や、災害であっという間に絶滅するのもいやだけど、こういう風に
じりじりと最期の時を迎えるってのも本当に嫌です。
ただ、後半にでてきた、貴族の生活ってのも味わってみたい気がします。ちょっとだけ

もはやフィクションではない。『人の頭で考えた物事は必ず現実化できる』という大塩平八郎の名言があるが(大ウソ)，星さんの先見性を如実に物語る一品。現実には宇宙進出が間に合っていない分滅亡も早まるか？
しかし考えてみれば数百年もの間人類を苦しめてきた『人種の壁』『言葉の壁』『宗教の壁』その他諸々の壁が完全に崩れた状態が訪れた瞬間であり，喜ぶべきことなのかもしれない。初の作品集のラストに相応しい話だと思う。（厳密にいえば，初の作品集『人造美人』のラストは『処刑』なのだけれども。細かいことは気にしないで行こう。）

　星さんの、この手の作品は聖書を踏まえたものが多いようですが、この作品はその中でもうまくまとまっていると思います。
人類以外、何も残っていない乾燥したような世界に生きるってどんな気分なんでしょう。
世界旅行をしたって、ダイヤを山と積み上げたってきっと無感動だったことでしょうね。
　最後の女性が一本の骨になってまた、アダムたる男の胸に突き刺さる形で戻っていった行、残された子供がやるべき事は全て知っていて、必ず出来るという自信があったという行もいいですね。
始まりと終わりは必ず輪のように繋がっていて、それがぐるぐる廻る。それが歴史なのかもしれません。
　それにしても、何度同じ事を繰り返せば、未来永劫の道へ辿り着けるのでしょうか。
　もうひとつ、男というのはこんなに非力なものなのでしょうか。

あんまり聖書や，神話というものに明るくないので，
もう一つぴんとこなくて，読んでて，いやな世の中だなあ，
絶対寿命が来る前に死んでしまうぞ，と思ってました。
人類しかいないなんてやだよなあ。
でも，それも最後につながる大事な部分なのかな？
で，最後の夫婦の，しかも男の人の方。ショックで泣きすぎて妻の遺体が分解された上に
その骨が転んだひょうしに胸に刺さって死んでしまうなんてあまりにも間が抜けてる。
まあ，すごく愛が深いというか…。これも例の聖書のお話に絡めてあるのかなあ。
だんだん人間が減っていって楽して豊かになっていってるみたいだけど，
この方式で人口が減るのに何年くらいかかるのだろうか。
２００億の親から１００億の子供，５０億の孫，２５億の曾孫，２５.５億の（曾孫の子供ってなんて言うの？）
寿命が１００年くらいあると同時に４００億ぐらいまでふくれあがってから
９００年くらいかかるのかなあ？？？？（前提も途中の計算もあやしいので，数学に強い人，よければ正しい計算を…）
誰も働かなくなって，過去の遺産に頼ってて，そんな何百年も生きていけるんだろうか。
機械って壊れたりしないのかなあ。

人類が滅亡するとわかって人々が働かなくなり、過去に先人達が築いてきた財産・文化を無意味だと切り捨てていくあたりは、何だかとても切ない気持ちになりました。

例えば１人の人間が死を宣告された時、それを受け入れられるまではもう全てどうでもいい、今まで築いていた物など何もいらない、と自暴自棄になるかもしれません。
でも、自分を見送ってくれる人がいる、自分の生きた証を託せる人がいる、という事を支えにして最期まで悔いのないように生きよう、と考え直せると思うのです。(こんな一言で言える様な簡単な事ではありませんが…）

でももし、自分の生きた証を託せる人が誰もいなかったら…。
やはり滅びゆく人類と同じように、何を残しても無意味だと全てを切り捨ててしまうのでしょうか。

最後の地球人として生まれた赤ちゃんは、これから一体何をするのでしょうか。
やるべき事をかならず達成できるという自信は、どこから来たのでしょうか。

｢桜の木の下には死体が埋まっている｣
と梶井基次郎は言いました。
坂口安吾の｢桜の木の下｣も読みました。

わたしが想像したのは、
｢海にはたくさんの生とともにたくさんの死が眠っている｣と言う事です。
タイタニック号の乗組員をはじめとした水難事故で、まだ死体が海中にある人。水葬に伏された人。たくさんの海の生物の死骸。
わたしたちが海に触れるとき、わたしたちはたくさんの生に触れるとともに、たくさんの死に触れます。分解された死体に触れます。死体を食べた魚を食べます。
だからか、人は昼間の海を好み、夜の海に本能的な嫌悪感を示すのではないのでしょうかね。
生と死は同じなんでしょう。間違いなく対極のものではないと思います。

６月１０日頃は６年ぶりに東京にいます。あまり行きたくないけど、義務なんで仕方がない。空気が悪そう。

いよいよ、｢ようこそ地球さん｣だ！
楽しみだなぁ。

　マイぱそ用にパソの写真を撮ろうと思うんですが、梅雨どきで天候が悪く、いまいち。
　梅雨があけたら、海の写真でも撮りにいきたいですね。
　いや、時期ものということで、アマガエルや紫陽花もいいかも。

　ひみつ倶楽部も１周年です。みなさんお疲れさまでした(^^ゞ
　ホシ計画完遂まであと１９年。

　これからもよろしく〜♪

　近所のだれかが、かためのホウキでアスファルトをはいている。その「サク、サク」という単調な音が大キラい。イライラする。安眠を妨害されようものなら最悪。せめて、やわらかいホウキをつかってくれ。
　あと、ビールや清涼飲料水のＴＶコマーシャルの、あの「グビュ、グビュ」とノドを鳴らす音。大キラい。大きなゴムボールをムリヤリ飲まされてるような気分になる。なんとかしてくれ〜。

　逆にカエルの声は大好き。ケロケロ〜。秋の虫の声もさみしげで心をゆさぶられる。リ〜リ〜。住宅街に一匹だけあらわれて大音響で鳴くセミも「あはれ（古語）」で泣ける。ジ〜ン。

最近、おっきな口内炎ができてしまい、けっこう、つらいです。いっぺんに２つも。
なかなかなおらないし。１週間以上たつかも。食べるときも気になるけど、歯磨きがしみる〜。
栄養のバランスが悪いのか、規則正しい生活ができてないのか反省するばかり・・です。

　仕事でイベント準備に追われています。
いくつか並行ですすめているのですが、イベントなんてした事がないので、要領がさっぱりわからず、あせっております。
その一つとして、だれでも知っている有名人を招いてのトークショーを企画しているのですが、忙しい方だけになかなかスケジュールがあいません。
　先日、ひとつ決まりかけたのですが、いったん白紙に戻り、現在再調整中。実現できるかどうか、半々というところです。
しかしなんとかやりたいなぁ「１、２、３、ダァーッ」を・・・。

二回目の投稿（爆）

髪の毛を５ｃｍほど切ってみたが。誰も気付かない
う〜んこないだＴＶで女性はカンがいいと云っていたのに・・・

ＰＳのティアリングサーガに滅茶苦茶ハマってます。
この間、雑誌をちらっと見たら、２面にして仲間を取り損なっていたことが判明。いまさら戻れないっすー。　ぐすん

先月から急に増えた出張，今度は新潟。片道６時間電車に乗りっぱなし。ＣＤと電池を沢山持って行かなくっちゃ。キャリアがほとんど無い私を客前に出させる奴らも奴らだが，１０年以上も会社にいながら，努力を怠ってきた自分も自分だ。最近どうも自暴自棄になりがちである。と言って，学校に押し込み子供を刺して回るほど壊れてはいないが。

ＡＵ限定のスヌーピーフォン，申し込んではみたものの申込書はいまだ届かず。遅かったか？バイクも壊れてきたしパソコンも欲しい。お金が無いからあきらめるには良い口実ではあるが。でも欲しいなあ。どっか
星鶴バージョンの携帯って作ってはくれまいか？

　ずいぶん前に買い込んだコミックスですが、「うしおととら」を読み返して泣きました！分かってるんだけど泣かされちゃうんだよな。
　仕事がランダムに来て、急に忙しくなったり、妙に暇だったり。
それに振り回されて減るべきはずの体重が全く減ってない！ショック！

びわをいただいた。幸せ。
ジャガイモもいただいた。
大根もいただいた。
分葱もいただいた。
きぬさやもいただいた。考えてみれば４月からこっち，いろんなものをいただいてる。
ありがとう。みんな美味しくいただきました。

ひみつ倶楽部もちょうど１周年！
そして、ホシ計画の記念すべき１冊目｢ボッコちゃん｣も無事終了ですね。
部長、今まで本当にお疲れ様〜〜(^-^)/
これからも部員一同のしもべとして、頑張ってね！(はあと)