[ トップ ] [ ホシ計画の説明 ] [ ボッコちゃん一覧表 ]

ホシ計画第38回「診断」

参加者のお名前 採点 ☆グラフ
らりほうさん 72 ☆☆☆+
トメハルさん 75 ☆☆☆☆
九条ゆやさん 97 ☆☆☆☆+
つぼさん 52 ☆☆☆
ホシヅルさん 63 ☆☆☆+
ひかるさん 72 ☆☆☆+
さすらいびとさん 70 ☆☆☆+
にゅる兄さん 86 ☆☆☆☆
合計点 587
最高点 97 ☆☆☆☆+
おすすめ度(平均点) 73 ☆☆☆☆

投票参加者 8 名。
診断73 ポイントに決定!

ホシヅル☆まろ

チカちか星賞は、1ポイント差で
らりほうさん ひかるさん
まろゲット!

おめでとうございます。

採点理由
らりほうさん
72点

思わずニヤリ
ラストは二通りのとらえ方ができますよね。
青年が妄想にとりつかれてる場合と、
青年の言う通りの場合とに。

基本的には前者が正解なのだがいやいや待てよ、
といったところがとってもいい味だしてます。

トメハルさん
75点

 この作品は、星新一氏の「被害者・加害者逆転」パターンだと思う。
 導入部分では、看護婦の対応などから青年は冷遇されているような印象を与える。

 病院のシステムについて知識がないので解らないのだが、院長と患者が何度も話し合えるようになっているのだろうか? 個人医院ならば可能かもしれないけれど。 個人病院で神経科専門だったら、安全のためにも患者と二人きりにならない(担当医・看護婦など同伴)、安全のため院長室に隠しカメラをつける、などのような処置はとらないのか。という疑問が残る。
 しかし、この作品は1972年以前の物であること、この作品を最初に読んだ時の驚き、意外性などから75点。
 「天才と狂気は紙一重」というけど、まさに、ね。こういう妄想を「妄想銀行」に入れるのが最前の治療かと。

九条ゆやさん
97点

患者と2人きりであうなよ院長・・・・(−−;)

そういうとこの患者がね知り合いのマンションにはいりこみ
ダイビングしたそうな・・・・(−−;)ふう〜

つぼさん
52点

これって…。
ほんとにオチはこの青年の妄想でした,ってことなんでしょうか。
もしこれが青年のいってることが本当で,
みんなで共謀してこの青年を閉じこめているのだとしたら…。
中,長編サスペンスの出だしあたりでおもしろいかも,と思ってしまいました。
どんなんでしょうね。

ホシヅルさん
63点

ここでは懐かしい星ショートショートの原型を、という印象の作品。
ただ、こういうアイデアだと、オチのあとにさらにオチが考えられるので、個人的にはあまり好きじゃないのですが。
でも、院長の首をしめて殺そうとしたのに、「あいつは頭も悪くないし、まじめな青年です。」と評価するかなぁ。

ひかるさん
72点

どこにもない幻の莫大な財産。
それをどうにか守ろうと思いつめ、必死にもがく主人公が恐ろしくもあり、哀れでもあります。

この男、実は他にも妄想を抱えてたりして。
例1
男「僕にしつこくつきまとっている○○子が心中を企んで僕の命を狙って…」
医師「問題は自分がもてるという妄想だけですね。」

例2
男「スパイが僕の手掛けた仕事を狙って…」
医師「問題は自分が有能だという妄想だけですね。」

さすらいびとさん
70点

 妄想ネタは多いと思うんですが、「きまぐれロボット」の『地球のみなさん』を連想しました。
 「〜首をしめあげた。」で終わってもそこそこの作品だと思うんですけど、やはり最後の2行がお見事。

 院長が死んでしまった場合、裁判で無罪になって、またこの病院に戻ってくるのか??

 リアルであまり救いのない作品なので低めの採点です。
 地球がぼがーん!とかいう明るい作品の方が好き(笑)

にゅる兄さん
86点

 うまい! まんまと引っかかってしまった。ギリギリの間合いで、やられたって気分だよ。ショートショートには、途中で結末がわかるタイプと、そうじゃないタイプがあるけど、この作品は後者だった。
「いや、結末は想像できた」という人もいるかもしれない。読み手と作品の相性ってあるだろうし、、、。わたしの場合、バッチリ、はまったってワケだ。
 それにしても、「診断書があれば、なにをやっても無罪だ」という考えは「少年法に守られてるから、なにをやっても無罪だ」って考えにつながるようでこわいね〜。(でも、そんなことを考えてる少年なんて、実際にいるのかな? 犯罪を犯す少年って、なにも考えず、ぜんぜん悪びれないところが、すくえない点だと思うんだけど)
 最後に、ヤフーオークションの「マイナス評価」をたどって読むと、医者も真っ青な、サイコ物を読んでる気分になれますよ。


近況など
らりほうさん

 初めて応募したけど、なんと「まろ」をいただけるとは、
感謝、感謝ですー。
最高にうれしい誕生日プレゼントです。(3月13日生)

これからも毎週きっちり参加させてもらいます。
どうか よろしくーーー

トメハルさん

九条ゆやさん

しょーさ(まいぽすぺ)のかっこよさが何日で落ちるか?
とやってるんだけど・・・・なかなかおちないのね
かっこよくなるのはあっという間なのに。

つぼさん

あー。明日はうどんツアー♪♪
うふふ。
いっぱい食べてくるぞ〜。つるつる〜。

ホシヅルさん

 息子の高校入試の合格発表があり、私も見に行きました。

 掲示板の前の歓声や大騒ぎは、我々の頃とそんなに変わってないのですが、違うのは自分の家に合格を知らせるのに、だれも公衆電話を使っていないということ。中学を卒業したばかりの、15才のガキどもが、みんな携帯電話で連絡しているのです。
 うちの子供もいたのですが、やっぱりポケットから携帯を出して、家に電話してました。親父が携帯をもってないというのに。
 しかし、公衆電話がどんどん減ってきてますなぁ。家内の実家が新築中なので、様子を見に行ったとき、家に連絡したいことがあっても、あたりにはまったく公衆電話がないのです。仕方がないので、建築現場の大工さんに携帯電話を借りましたよ。

ひかるさん

「筋肉番付」スペシャルを見ました。
SASUKE完全制覇者は出ませんでした。
恐るべしSASUKE!

さすらいびとさん

 本やネットで調べながら、ホシ計画の編集をしてくれる簡単なプログラムもどきを作ってます。
 素人ながら、掲示板や編集以外にもいろいろ応用できそうでなかなか面白いっす。
 niftyのサーバーで遊んでるので、管理者から苦情のメールが来る日も近いかも(^^;)
 その時には容量60ギガバイトくらいの「ひみつ倶楽部」のサーバーを立ち上げるのじゃ。
 電気代が・・・。

にゅる兄さん

 また(今回は長いよ〜)、小学生のときの話。習字の授業は、担任にかわって校長が担当していた。
 習字はつまるところ、情操教育。気分を落ちつけ、準備するために、休み時間、スミをすっておかなくちゃいけない。(市販の墨汁で手抜きするヤツもいた。あいつらろくな大人になってないだろうな、、、)
 その日も、筋肉痛になりながら(うそ)、水が真っ黒になるまでスミをすっていた。スミは墨汁とちがって、ころあいをみて、ためし書きする必要がある。このとき困ったことに、半紙の残りが少なく、そのよゆうがまったくなかった。
 チラリととなりを見ると、女子のYさんがちょうど、ためし書き専用にしているらしい使い古しの半紙に、ふでを置いてるところだった。
「なあ〜、おれにも、ためさせて〜」
「うん、いいよ」というこたえを期待して、Yさんにたのみこんだが、いつもならこころよく承知するYさんなのに、このときはあっさり「いや」とことわってきた。
 ???? なぜだかわからない。その半紙は何度もためし書きがされていて、一筆くらい増えてもいいじゃないかと思わせるしろものだったのだ。
「なんであかんの? ええやん」
「いやや〜」
「うりゃ」
 わたしはイヤがるYさんのスキをついて「ペトッ」と一筆、ためさせてもらった。その時だ。
「ごわりゃ!!!」
 という怒鳴り声。ビクッとなって背後をふりかえるとそこには校長が立っていた。まるで鬼のような形相でにらみつけている。いつのまにか休み時間が終わっていて、教室にやってきていたのだった。校長は教室じゅうに響きわたる大声でこう問うてきた。
「なんで、そんなことをするんだ!!!」
(??? なんでって、、、?)
 子供のわたしには質問の意味がよくわからなかった。だって「あなたはなぜ登山をするのか?」に匹敵するほど、無意味で無価値な問いかけだと思いませんか? 子供の行動原理など単純で、みずからの欲求のおもむくまま、行動したにすぎないのだから。そこで、考えに考え、
「したかったから、しました」
 私はちぢこまってそうこたえた。しごくまっとうなこたえだった。試し書きしたかったから、した。逆に「Yさんのケチ」とさえ思っていた。なんで怒鳴られなきゃいけないのだ? 校長の真意がわからない、、、。
 この成り行きを、クラスメート全員が「何事か?」と注目していた。さらしものもいいところだった。今、考えると、校長は、わたしがYさんをいじめているように見たのかもしれない。事実、イヤがるYさんの意思を無視して、ムリヤリためし書きをしたんだから。
 しかし、子供のわたしに、そこまで理解し、かつ思考をめぐらす力も余裕も、まったくなかった。とつぜん怒鳴られ、さらし者にされた小学生がどれほど深く傷ついたことか、、、。
 確かに、私が悪かったのは間違いない。自分の思いどおりにならないからといって、相手に強要してはいけない。でも、このばあい問題なのは、事の表面しか見ていないこの校長の言動ではなかろうか?
 何度も書くけれど、子供といえども私のとった行動はYさんの人格を踏みにじった恥ずべき行為で、そのてん、しかられてもしかたがない。
 けれど、校長は子供じゃない。しかるにしても、すべての状況、言い分を中立の立場で判断すべきじゃないだろうか? 少なくとも、クラスメートの真中でさらしものにして、大声で叱責(しっせき)するなんて、教育者のとるべき態度ではないのではないか? 道理を無視すれば、恫喝(どうかつ)となんらかわりはない。
 近ごろ、先生の幼稚さというのがときどき話題になるが、知るかぎりの先生についていえば、やっぱりどこか未熟な部分が見うけられ、それは、いい年した校長も例外ではないな、と思わせるできごとなのでした。
 最後にもう一回。Yさん、ごめんなさい〜。あのときのわたしはガキんちょでした。(おかげで、わたしは精神的に成長したけれど、校長はその後、成長したのだろうか?)
 終わり。
(※)思い出シリーズ、ネタがなくなったら、またやろうかな。(笑)

[ トップ ] [ ホシ計画の説明 ] [ ボッコちゃん一覧表 ]

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送