人がいいというかまぬけというか・・・だから経営状態も悪かったんだろうけど

初めて読んだとき，とにかく大きな衝撃を受けた作品でした。このタイトルがいいです。
でも，今回読み直して，結末を思い違いしてたことに気がつきました。
エヌ氏がもう一回だまされてたように思いこんでました。なんでだろう。
まあ，ひどい目にあったけど，在庫が焼けたわけじゃないのは，
まだ再建のチャンスあり…ということで。
それにしても，このお話にはどこか実体験がもとになっていたりするのでしょうか。

私の中では，『泣きっ面にハチ』をテーマにした話の中での最高傑作であります。今じゃ小説のテーマになんかならない程現実的な話でしょうか。
それにしても「時限漏電発生装置」なんて胡散臭いものを間に受けるとは。『溺れる者はワラをも掴む』ってことか。

　だますほうの手口も幼稚なら、だまされるほうも人が良すぎる。
スキだらけの作品なのですが、なんとなく読まされるのは星さんのうまさか。

うーん、もう一ひねりしてほしかったなぁ・・・。
「絶対ただの詐欺じゃない、どういうおちだろう？」と思ってたら、ただの詐欺に少し工夫を加えただけ。ちょっと残念。

　星ワールドでは、この手の話がじつになめらかに進んでいきますね。
　現実にはどうなんでしょう？
　星さんは「もし作家になってなかったら、サギ師になっていたかも」ってエッセイでかたってましたけど、日々、頭のなかで、あやしげなニュービジネスをこねくり回してたんでしょうね。

　ところで、どん底の人って、ちょっとしたきっかけでワラにもすがってしまいますが、冷静に考えてみれば「おぼれる人」が、いくらワラみたいな頼りない物にすがったとしても、絶対助かりっこないですよね。太さが丸太んぼうくらいあったらべつですけど……。

　そんなワケで「ワラ」を「丸太んぼう」に見せるのが、サギ師たちのワザなんでしょうけど、エヌ氏、こんなのに引っかかるとは、もともと大量の在庫をかかえるのも当たり前ってところなのかな？

　小学生の時に読み、「こ、この作品を読んで、マネするやつが出てくるのでは！」（可燃性レンズとか）と、ずいぶん印象に残っていた作品ですが、いま読み返すとかなり笑えます。

「いい気になって大量に商品を作ったはいいが」って。
（いい気になってたって自覚はあるのね）

「これはいかん。すっかり忘れていたが、まだ保険に入っていなかった」って。

「明治・父・アメリカ」を読んで星一さまの生きざまに感激した後だけにねえ。
　まあ、一さまの人生も「口は災いのもと」を地で行った人生だったけど・・・。

ああ、おバカな男だな〜というのが感想です。
それ以上でもそれ以下でもありません。
こんな詐欺に簡単に引っかかるようだから、経営も思わしくないのでは…。

最後に出てきた探偵もやっぱりグルなんでしょうね？

大雪の後、原付の調子が悪く・・・寒かったから？
でも、プラグは半年前、バッテリーは１年前に換えたばっかりなのに〜
・・・やっぱりプラグでした。うう〜ん（−−；）

最近ぐちが多いので，何か楽しい話題を…
と，なにやら，パソがべとべとする。
ま〜○〜と〜（甥，４歳）あめ食べた手でさわっただろう。

気を取り直して，
この間の寒さで，枯れてしまったと思ってたスパティフィラムが元気に復活。
めでたしめでたし。（スパティフィラム一発でカタカナにならなかった…）

いよいよ東京へ。あれほど風邪をひいてはいけないと言ったのに．．。ひどくはないものののどが痛い。オマケに東京は雪だそうで，無事たどり着くことができるかどうかとても不安であります。電車さえ動いてくれれば，何とかなるさ。ついでに，いわさきちひろ絵本美術館に行ってこようと思ったのに，なんと今年は改築の為休館だそうで残念。

昨日は今日に備えて早く寝ようと思ったけれど，こんな日に限って『もののけ姫』なんかやりやがって！見ちまったじゃないか！ＬＤ持ってるのに．．。眠たいから，新幹線で寝て行こう。

　このところ近くで地震が多い。
家の近くを活断層が走っているので、もしこれが動けば我が家の倒壊は確実です。なんとなく不気味な今日この頃です。

先々週、「これからは毎週参加する」といっておきながら先週休んでしまった・・・。これからは！毎週参加します。

　先日、パソのハードディスクを初期化して、ＯＳの再インストールをやった。ん〜気持ちいい。

　星さんの「きまぐれ体験紀行」の「断食へのトリップ」のなかで、「断食のおかげで舌がきれいになった。このままタバコを吸わずに、きれいに置いておきたい」ってなくだりがあるけど、まさにそれと似た気分。
　リセットされたハードディスクをこのままたもっていたい〜。

　みなさんは、大切なデータのバックアップはおこたってませんか？
　クラッシュ（破壊）してからじゃ、おそいですよ。わたしは一度、１３ＧＢぶんのデータが昇天したことがあります。パソ自体は壊れにくい機械ですけど、ハードディスクはちょっとしたことで取り返しがつかなくなりますからね。

　たとえばメールのデータとか、いったん失っちゃうと、２度と取りもどせませんよ。「もう一回、メール送って」といえば、コピーを送ってくれるかもしれませんけどね。

（※）なんか「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が完成したらしい。今春、オープン。
（※）矢井田さんが「ＤＡＲＬＩＮＧ　ＤＡＲＬＩＮＧ」で英誌チャート１位になったらしい。ジャリン、ジャリン〜♪

　郵便受けに、星さんの本の冊子小包とともに、同級生の結婚式の招待状が。
　ちょっぴり心に隙間風。
　ふっ(-_-;)

また大雪が降りました。
徒歩１０分ほどのスーパーに買い物に行きましたが、あれほど遠く感じたのは初めてでした。
ビュービュー吹雪いている外から店内に入ったとき、スキー場にある休憩所に入った時のような安らぎを感じました。
近所なのに、ちょっとリゾート気分！？を味わってしまいました。