[ トップ ] [ ホシ計画の説明 ] [ ボッコちゃん一覧表 ]

ホシ計画第24回「雄大な計画」

参加者のお名前 採点 ☆グラフ
九条ゆやさん 100 ☆☆☆☆☆
にゅる兄さん 87 ☆☆☆☆+
つぼさん 98 ☆☆☆☆+
ホシヅルさん 50 ☆☆☆
ひかるさん 55 ☆☆☆
さすらいびとさん 80 ☆☆☆☆
ほしつるさん 76 ☆☆☆☆
合計点 546
最高点 100 ☆☆☆☆☆
おすすめ度(平均点) 78 ☆☆☆☆

投票参加者 7 名。
雄大な計画78 ポイントに決定!

とんぼがえりホシヅル

チカちか星賞は、2ポイント差で
さすらいびとさん ほしつるさん
星鶴ゲット!

おめでとうございます。

採点理由
九条ゆやさん
100点

乱発(爆)!!
こういう話が好きなのじゃ(><)
持ち逃げすんねん!と頑張って何故か社長になっちゃったり
悪の組織を潰すのじゃ!と潜入した結果ボスになっちゃったり
とかも好き。
でも「終身雇用」の薄れた今の若い人が読むとどうかな〜っていう
気はします。

にゅる兄さん
87点

 少ないページ数なのに、非常に内容の濃い作品だね。初めて読んだとき、長編を読んだような満足感だったよ。

 星さんは「説明調」の文章を、あまり「よし」としなかった。でも、星さんの説明調は、個人的に大好きなんだよな〜。
 それに説明調じゃなきゃ、もっと枚数がかかって、印象もかわっていたかもしれないし。

 後年「持ち逃げする金を増やそうと努力する話」とか「ひっそり暮らしたいけど出世してしまう話」など、いくつか類似が生産されるけど、これらも充分、質の高い作品だよね。得意なテーマだったのかもしれない。

 人生、すべて、いつわりのつみかさね。三郎は妻を本当に愛してるのだろうか? 結果オーライの人生って、まっとうな満足感はあるのだろうか?

つぼさん
98点

こういう話結構好きです。
そういえば,「善良であっては,たいした人生をすごすことができない」
とかいって,信頼を得るためにひたすらまじめに働いたあげく…
というのもありましたっけ。
しかし,R産業の社長さん,あまりにも人がよすぎだよねえ。
思いついたときは,これ以上の名案はない!って,大喜びだったんだろうなあ。
だからK産業にかなわないんだよ。なんていったらかわいそうか…。
何かつなぎとめるものがあればよかったのにねえ。

ホシヅルさん
50点

会社名はR産業とかK産業なのに、主人公は三郎などと、現実的な名前ですなぁ。かって会社の経営者だった星さんらしいといえば、らしい作品ですが、あんまり面白くない。案外、1時間のテレビドラマにしたら、面白いかも。

ひかるさん
55点

正直言ってひねりがないと思います。
こんな当たり前すぎる展開じゃなくて、星作品ならではのあっと驚く何かを期待したいのに。
トントン拍子に社長になれるというのも、ドラマや小説ではいかにもありがちですよね…。

それにしてもR産業の社長はアホか!と言いたくなります。

さすらいびとさん
80点

「わが社はいかに努力しても、K産業を追い抜くことはもちろん、追いつくこともできない。」って・・・。
 断言するなよ、R産業のだめ社長・・・(-_-;)

 三郎がいくら異例の出世で社長になったとはいえ、そのころにはR産業の社長は引退してるのでは・・・。
「三郎はわが社のスパイ」というトップシークレットが代々引き継がれてたのかな?
 それを信じて、三郎はわが社のスパイ、って風評を流したところで、一度もスパイ行為はやってないので事実無根ですよね。

 むう、よく考えたら、三郎がK産業を倒産させてR産業に戻ろうとしても、R産業の社長が「重役にする?そんな約束知らないよ」と言えばそれまで。
「重役にする」という口約束を信じて努力しつづけた三郎もどうかと思うっす(^^;)

 物語としては面白いけど、ドライなビジネスの社会にしてはリアリティが欠けるかな、というわけでちょっと減点でございます。

ほしつるさん
76点

これは確か角川文庫の『盗賊会社』か『エヌ氏の遊園地』ではじめて読んだ話です。「ミイラ取りがミイラになる」とはこの事かと一人納得した中学時代でした
(使い方間違ってます?)。
それにしても新入社員が社長になるまで「異例の速さ」とは言え一体どの位かかったのだろう。5年や10年ではきかないと思うけど、R産業も本当にうまくいくと思っていたのでしょうか?
そう言えば、自分も社会人の第一歩を踏み出した時に「いつか『あいつがいないと仕事が滅茶苦茶になるから困る』と言われるくらいになったら会社辞めようかな」なんて目標を立てたことがあったけど、あの志は一体何処へ.....。


近況など
九条ゆやさん

カゼをひいた。何故!!

DVD続報
「誤植はワザとじゃないんだから」という大人の意見あり。
(ワザとされちゃあかなんぞ)
しかし、その理論で行くと、間違えて、抗がん剤毎日投与して死にかけたり、
子供に精神安定剤飲ませたり、胃薬の代わりに抗がん剤渡されたりしたのも、
血液型間違えて輸血されちゃったりするのも、「わざとじゃない」
で済むのかいな?と反論したくなるじゃないの
ポニーキャニオンはね、間違えたなら間違えたで、HPに一言のせるなりすればいいのに、
なにもしないし、まあHPも見れない人もいるわけでのせたからいいってわけ
でもないんだけど、抗議メール送った人間を無視するっていうのは、
どうかな〜
て、ことを怒ってんだけどね・・・・・。
だから、この会社を下の下と云ってどこが悪い!!と意地になっている
とこあり(><)

にゅる兄さん

「真鍋博のプラネタリウム−星新一の挿絵たち−」を手に入れた。

 すでに1冊持ってるんだけど、どっかに行方不明。たまたま50円だったのでサクッと買ってしまった。

 この本でしか読めない作品がのっている(らしい)。ゆやさんのリストで調べてみたけど、いまいち確認がとれません。
 たとえば「はじめての例」「夢のような星」「いやな笑い」「追われる男」「幸運の未来」という作品は、新潮文庫「妖精配給会社」に、のっているとのことですが、ウチの文庫にはみあたりません。改版でつけくわえられたのでしょうか?
(あと「出現と普及」と「ある帰郷」も「妖精配給会社」にはのっていません)

 さて、かんじんの挿絵について。

「おーい でてこーい」はブキミです。巨神兵(ナウシカ)が、暗い穴を取りかこんでいるような絵がら。
「求人難」は、紙幣に「千円」と明記されている。金額を描いちゃマズいね〜。
「あの男この病気」は、文庫ではカットされて正解な感じ。主人公の表情に、切実な緊張がまったく感じられない。
「マネー・エイジ」は「ボッコちゃん」の中の未来的なのとは別バージョン。ベッドにのって、つまさき立ちする幼稚園児くらいの少女が、たなの上の貯金箱を取ろうとしている構図。部屋の床や壁が板ばりなところが「カントリー」な印象だ。
「ボッコちゃん(再録時の挿絵)」は、ボケッとつっ立ってるだけで、ぜんぜん美人じゃありません。ちゃんとツンとしなさい、ボッコちゃん。
「品種改良」はオキテやぶりのネタばれぎみ。

 、、、などなど。

 なお「三つの劇的なカプセル」「スポーム第一号」って作品の挿絵が掲載されているんだけど、作品自体はどの作品集にものっていないような気がする。(「スポーム」はエッセイ集にのっていたかな?)

つぼさん

朝がめちゃめちゃ寒い!
自転車で通学する高校生のスカートはひたすら短い。みてて寒い。
女子中学生も負けずに短い。
しかし彼女たちは,スカートの下にジャージをはくという荒技にでている。
男子高校生,中学生は手元が白い。
あれはどう見ても軍手としか思えないが,その防寒機能はいかがなもんだろう。

…日々,そういうものを観察する趣味があるわけではないのだけど。
たまたま,通勤途上そういう機会が,っていいわけするのはよけいあやしいか。
現役高校生,中学生のみなさまにその心理をお伺いしたくはあります。

ホシヅルさん

今週、本は何冊も買ったけど読む時間がまったくありませんでした。
私のイチオシの本は、かって「宇宙塵」で星さんと仲の良かった、SF翻訳・評論・コレクターの野田昌宏さんの「図説ロボット」(河出書房ふくろうの本シリーズ)。これは実に楽しい本です。
アメリカのSF雑誌の表紙やイラスト、ペーパーバック本などに現れたロボットの姿を集めたビジュアル本。
こんなにカラフルで面白い本はめったにありません。
星さんもファンだったという、キャプテン・フューチャーシリーズの表紙もたくさん載ってます。

ひかるさん

ポスペも使えるようになったし、箱入り娘(?)だったデジカメも活躍しているし、パソライフも充実してきました。
とっても楽しいけど、またまた蟻地獄の予感が(笑)
大容量のメモリースティックも欲しいし、ゆくゆくはデジタルビデオカメラも欲しいし。
パソ破産しないようにしなくては(爆)

さすらいびとさん

 おやつ職人・アニメGIF職人・部屋職人(修行中)への道を歩みつつあるこの頃。

 にゅる兄さんから提案もあったことだし、星さんの資料室も整備せねば。
(ひみつ倶楽部をおとずれる人みんなが星さんマニアとは限らないし)

 文庫のあとがきや解説から引用してもいいんですが、二次引用ばかりになってもなあ・・・。

 とりあえず、ホシヅルさんから送っていただいた伊豆の写真(一級資料ですね(^^ゞ)と、にゅる兄さんからいただいた真鍋さんの年譜と、ボッコちゃん新旧比較表をまとめようと思ってます。

 いましばらくのお待ちを。

 にゅる兄さんにいただいた真鍋さんの年譜はこちらから。

ほしつるさん

今年もあと3週間。同時に今世紀もあと3週間。思えば、昭和の終りに立会い、1900年代の終りに立会い、今度は20世紀の終りに立ち会える。結構これは貴重な体験ではありますぜ。
さて『その瞬間』皆さんは何をして過ごしますか?
20世紀の内に済ませておきたいことは何かありますか?

[ トップ ] [ ホシ計画の説明 ] [ ボッコちゃん一覧表 ]

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送